2013年12月13日金曜日

二十五投目 旅行業開業講座 その④の巻

前回の続きです。バブル世代より上の世代と現在30代以下の世代の間には感覚の断絶があるような気がします。講師の方のお話を聞いていて思ったのですが、旅行業界は若い世代を取り込むのに失敗してるのではないでしょうか? 

バブル世代より上の世代の女性と言いましたが、何故そう思うかと言えば企画旅行分野において大手旅行業者によって提供されるパックツアーのほとんどすべてが、おばちゃん向けであると感じるからです。
おばちゃん達が旅行に求めるニーズって何でしょう?
安全、快適、ラク、難しい事は考えなくて良く、お土産を買う場所にも立ちよってくれる事、といった所ではないかと。  

以前参加したパックツアーで感じたのですが、添乗員さんは一応ガイドらしき事をしてくれます。
しかし、そのガイド内容は中学校の歴史の教科書に書いてあること以上の内容はけして無く、お客さん側も興味が無い事なのでほぼ聞いておらず、井戸端会議に熱心です。

添乗員さんの側もそれが分かっていてとりあえずパック旅行ってこういうもんだろってな感じの説明になります。そこに流れるのは予定調和、マンネリの雰囲気でしかありえません。

旅行業は不況の影響を受けにくいというお話がありましたが、それはこういった特定層だけがもとめているツアーをやり続け、おばちゃん達が他に旅行の仕方を知らない為、お互いマンネリの上に成り立って来たサービスであるからではないでしょうか?

画一的なサービスしか存在しないのなら、そこに価値の順列をつけようとすれば、「安さ」しか基準が無くなり、価格破壊競争が起こり、業界自体がジリ貧になるのは当たり前の帰結ではないでしょうか?

そして、お得意様のおばちゃん達が高齢化し、年金もまともにもらえない社会になり貧困化した時、この手のパックツアーは滅び、旅行業界もさらに厳しい状況に追い込まれるのではと?

この講座で講師として来られていた、成功した旅行業の社長は、すごく単純に従来の旅行業社とは違う層のお客さんが求めている事を的確に感じ取り、提供されている方でした。

しかしそれはサービス業として一番基本的で当たり前な、お客様に喜んで頂くという気持ちではないでしょうか?

別に旅行業に限らず、色々な業界で基本を見失ない、一体なんの為に働いているのか分からない人がたくさんいます。

もう一度足下から自分達の生活、仕事、文化、共同体の持つ意味、歴史等総チェックしてみなくてはいけません。本当に守るべきものは当たり前すぎて、忘れてしまいそうな事なのですから。

そして今回の講座で一番の収穫は、あきゆきが想定しているエコツアー事業に、旅行業の許可は実はいらないという事がわかった事でした。

後は自分と似たような志を持って、頑張っておられる何人かの方と知り合えた事が他では中々、
得られない宝だと思います。

ちなみに帰りのバスは行きと違い最悪。足が伸ばせないのってこんなにつらいのね、、、。



あき書

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