2013年10月1日火曜日

四投目 地方から発信するしかない!? 後篇

前回の続き
ジャンル分けできないものってラベルを貼るとき困るんです。
棚に並べるとき困るんです。
売る側は都合悪いんです。

つまりジャンルっていうのは、売り方の都合であり、作り手の都合ではない。

どうでしょうの場合それを逆手に取ってる気がする。

ありとあらゆる角度から既成概念をおちょくり倒し、大爆笑している。

面白いものを作る為の第一条件て何でしょうか?

ばかみたいな答えですが、それは《おもしろいものを作りたいという意志があること》
プラス自分が作ってるものを心の底からおもしろがれるか?

別に既成のバラエティ番組みたいでなくて良いわけです。面白きゃいーわけですから。
一応どうでしょうの最低限のルールとしては、極初期を除いて旅企画であること。
ディレクター2人タレント2人のみでロケに出掛け、(カメラは片方のディレクター嬉野氏が回す家庭用デジタルカメラ!!のみ。)編集作業に関しても、音響効果等専門家が必要な場合を除き、ほとんど全作業をディレクター2人がやる(dvdに関しても基本的にはおなじ)
大泉氏だけはいつも行き先を知らなかったり、拉致されたりする。
毎回何重万本も売れるdvdがたった4人の手で世間に送り出され、しかもそこには非常に不確定なアドリブさというか、テキトーさが介在し、制作はそうとうインディーズ的、発売元はローカルTV局となれば、こんなに痛快なものはない。ほとんど作り手がおもしろがってやってる事がそのまま爆発的に観客にも受けているのです。


どうでしょうが他の番組と違う所

1,タレントが画面に映らず、車窓のながれる景色がずっと固定画面でたまに面白いセリフが手書き
  テロップで出てくる、トークは声のみで進行するという場面が頻出する。(激闘!西表島という企画では魚が釣れなくなるという理由から、ライトを消してしまったため、ついに景色さえ映らず、真っ暗な画面の中大泉洋が見事なアドリブトークを繰り広げディレクターが相の手を入れながら爆笑し、後の2人の出演者はマジ寝しているというTV史上に残る名場面?がある。)

2.番組進行の台本がほとんどの場合ない。(特に大泉はすべてアドリブトークと思われる。)

3,台本がないので当然放送作家もいない。

4,ディレクターがやりたい放題である。

5,この4人でないと成立しない。

1に関して、そんなの見て何が面白いのかと誰もが思うでしょう?
この場面て大抵、トークは面白く進んでいるのですが、画面はまた別の事を表現している。
トークで笑ってしまうのに、画面には旅情を感じ切ないとか、、、二重性を表現していて、二度とこの時が帰ってこないと特別な思いに駆られたりもする。そういうのをチーフディレクター藤村氏は奥行きがある。と表現します。ようはバラエティのはずなのに、叙情性もあるという事。

2.3に関しても実は大変な事です。今のバラエティ番組というのは分業化が進んでおり、放送作家が
面白い話を作って台本を書き、それをタレントが喋るだけ。というパターンがほとんどでしょうから、台本がないのに面白い話をし続けなくてはならないタレント(というか大泉氏、もう一人の出演者ミスターどうでしょう鈴井貴之はほとんどしゃべらないので。)には大変なプレッシャーがかかることでしょう。それでもいつも確実に番組を面白くしてしまう大泉さんこそ本当に面白い人なのです。
どうでしょうを観ていると、修学旅行みたいだなと思うことがよくあります。
いつも面白いクラスの人気者が、修学旅行の場をしらけさせるわけにはいかない。
プライドをかけてのぞむような緊張感。でもそれは3年に一回だからこそ擦り減らずにすむのであって、毎回その緊張に身を置く事は尋常ではないのです。



伝説の真っ暗画面でトークの激闘!西表島dvdローソンロッピーで買えます(*^^*)
完結編へ続く→
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